2021-03-23 第204回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
私の地元、神戸市長田区の真野地区というところは、五十年以上にわたりまして住民主導の町づくりを行っておりまして、阪神・淡路大震災からの復興も地域コミュニティーが大きな力となりました。また、最近では、ベトナム人など外国人住民が増加する中で、防災訓練や交流会などを積極的に行い、地域に根差した多文化共生にも取り組んでいます。
私の地元、神戸市長田区の真野地区というところは、五十年以上にわたりまして住民主導の町づくりを行っておりまして、阪神・淡路大震災からの復興も地域コミュニティーが大きな力となりました。また、最近では、ベトナム人など外国人住民が増加する中で、防災訓練や交流会などを積極的に行い、地域に根差した多文化共生にも取り組んでいます。
また、三点目には、阪神・淡路のときにも、災害からの立ち直りが早かった地域というのは、日ごろからの人間関係が濃厚であった地域、とりわけ真野地区などがそうであったというふうに伺っておりますが、災害からいち早く立ち直るには、日ごろからのつながりというものが重要であると考えます。日ごろからのボランティアやNPO活動、地域の見守り、こうした住民の活動を促進していく必要があるというふうに思います。
今でも再開発計画とか区画整理事業とかいろいろなやり方がありますが、よく例に出されるのは神戸の真野地区というところはそういう一つの市民運動が起きた。そういう市民運動の中で出た計画を市がサポートして、最終的にはそういう行政の仕事にも乗っけていった。ですから、民主主義が徹底している方があるいはできやすい面もあるわけです。
そこで、例えば神戸で全国的に町づくり運動でよく知られておる真野地区、これは住民本位の町づくりだということで、かなり長期間がかってやっておるのですが、簡単に言うたら今これは一体どうなっておるのですか。
だから住宅地区の工場を工場地区へ移転させなければならぬ、そうなると、その移転先の工場用地の先行取得をやらなければならぬ、そうすると金が要るということで、私の提案でありますが、去年都市開発資金の貸付けに関する法律が改正をされて、都市再開発のための融資は改善されたけれども、いまの真野地区の場合ではこれがそのまま使えないというようなことがあるわけなので、ぜひそういう点で、地域の事業が円滑に進むための手当てを
だから、その真野地区を私調べる中で、こういう点が計画を成功させるかどうかのポイントを握っておるのではないかというふうに強く感じるわけなので、ぜひこれは大臣にお願いしておきたいのですが、財政事情が厳しければ厳しいほど、こういうところにこそ重点を入れるべきで、大企業本位の大型プロジェクトみたいなところに湯水のように金を使うようなことは控えるべきだと私は思うわけなんですが、一言、大臣の御意見を伺いたい。
神戸市長田区真野地区で、ここを見てきたのですけれども、こういう地区計画制度というものを活用しながらやっていく上で、住民が自分たちの町をどうするのかというようなことをかなり自覚を持って運動を進めなければ、とてもやれないというふうに私は痛感をしたわけなんです。真野地区の場合、これは建設大臣にこれを見ておっていただいたらと思うのですけれども、こういうきれいなのができているわけなんですよ。